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生老病死と向き合う あなたのそばに
日蓮宗新聞 令和2年9月20日号
コロナウイルス禍の自殺対策
吉田 尚英

お手紙で不安を整理するお手伝いしています

 新型コロナウイルス感染の影響による企業の経営不振・解雇・生活困窮、オンライン化による孤独など社会的な自殺リスクが高まっています。
 その一方で、自殺対策に取り組む民間団体は、相談者やスタッフヘの感染の懸念から、活動の制限・休止を余儀なくされています。
 今年5月に実施された「新型コロナウイルス感染症拡大による活動への影響に関する緊急アンケート調査」の結果、回答があった55の自殺対策民間団体のうちの46団体が支援活動を制限・休止していると報告がありました。アンケートから約4ヵ月を経た今でも、完全な形で活動を再開している団体は少ないと思います。
 私が所属している「自死・自殺に向き合う僧侶の会」(以下「僧侶の会」)でも、毎月開催してきた自死遺族の分かち合いの会が、今年3月から休止となっています。遺族が数人のグループで語り合う場は、3密を避けられません。分かち合いの会がクラスターの発生源になってはならないので、リスク回避を優先せざるを得ません。分かち合いの会で語ることが次の1ヵ月を乗り切る力になっていると言っていた遺族のことを思うと切ない限りです。
 毎年5月に営まれる日蓮宗僧侶有志主催の「自死者追善法要」も今年は中止となりました。12月1日に開催される「僧侶の会」主催の「自死者追悼法要」も参列者なしでネット配信という形の法要の準備をしています。
 また、人が集まる催しができない分、メッセージを届けようと「僧侶の会」のホームページ上に会員僧侶の動画法話を配信しています。
 しかし、このようなご時世の中でも、手紙相談だけは変わらずに粛々と受け付けています。文字のやり取りで辛い気持ちや不安な心の中を整理するお手伝いを僧侶がさせていただいています。テレワークやオンラインに疲れた人たちも、手書きの手紙で安心して相談をしていただけるのではないかと思います。
(日蓮宗ビハ上フネットワーク会員、自死・自殺に向き合う僧侶の会共同代表)
 
※自死に関するお悩みがある方は下記へ。
■手紙〈書簡〉の宛先
〒108−0073 東京都港区三田4−8−20 往復書簡事務局
※返信の差出人は、返信する僧侶個人の名前になります
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