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生老病死と向き合う あなたのそばに
日蓮宗新聞 令和8年3月20日号
日本臨床宗教師会 設立10周年シンポ
認定臨床宗教師  酒井 菜法

相手の価値観や信仰を尊重し、寄り添う

 来る5月17日(日)13時から一般公開の 「日本臨床宗教師会設立10周年記念シンポジウム」が京都市龍谷大学深草学舎灯矩館[とうこかん]101教室で開催される。演題は「臨床宗教師の活動の現状と課題」、総合コメンテーターに鈴木岩弓氏(東北大学名誉教授)、島薗進氏(東京大学名誉教授、日本臨床宗教師会長)を迎え、第1部では「医療現場と臨床宗教師」と題し、医療現場での臨床宗教師の受入れの現状を踏まえつつ、今後どのような活動が求められるかについて4人が登壇する。第2部では「地域社会と臨床宗教師」と題し、地域社会や災害支援での臨床宗教師の可能性について4人(うち日蓮宗は青森県法永寺住職で東北臨床宗教師会長の小山田和正師と筆者)が登壇する。
 被災地を含めた地域社会でのスピリチュアルケアの重要性は世界的にも注目されており、東日本大震災でのケアのあり方がその展開に大いに関わり現在に至った。
 臨床宗教師とは高度専門職を担う宗教者である。東北大学など指定機関でさまざまな研修や課題を受け認められた宗教者が取得でき、取得後も継続的な研鎖を重ね、要件を満たした者に限り認定資格を受けることができる。一般的に宗教者は自身の所属する宗教を布教し、信仰の尊さを説き導くことが第一である。
 しかし、臨床宗教師として活動をする際は公共性を優先し、布教や営利を目的とせず、相手の価値観や信仰を尊重し自分とは違う思想であっても否定せず寄り添うことが求められる。自身の信仰が尊いからこそ違いをも尊重することができる。
 現在会員は210人を超え、そのうち日蓮宗の臨床宗教師は13人。うち9人は認定臨床宗教師として全国で活動している。臨床宗教師はあなたのそばに≠「るかもしれない。
(ビハーラネットワーク会員・全国日蓮宗相談事業協会副会長)
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